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職場の人間関係の悩みが多い理由は価値観の影響、メカニズムを知り対策が必要です。

目次

職場の人間関係と私的な人間関係の違い

職場とプライベートでは同じ人間関係でも何が違うのでしょうか。
違いがあるから悩みにも違いがあります。

違いを知ることにより、人間関係の悩みの原因を知りましょう。

職場

職場は、思考や価値観が違う人が集まっている場所です。
その違う人が同じ会社で仕事をし協力し合ったりしています。
そのため、物事の受け取り方や発信の仕方など感受性も違い違和感や価値観の違いにストレスを感じます。

仕事なうえ付き合わないわけにはいかないこと、コミュニケーションを取らなければならないなどがあるためイライラしたりストレスがたまります。

私的

趣味やコミュニティなど同じ価値観の人とお付き合いしたりコミュニティであれば同じ価値観を盛った人の集まりです。もし価値観の合わなければ付き合わなければいいのでストレス発生も低いです。
友人は楽しい、息抜き、心が許せるという感情にもなっており、自分の自由に選択できることができます。

縦の関係と横の関係からストレス度

職場は組織です、会社という組織に属しています。
組織とは縦の関係が強く立場により態度や物言いにも違いがでてきます。
職場の縦と横での違いでストレス度は変わるのでしょうか。

縦:上司部下

現代は、上司部下の関係のお悩みが多いです。
以前は部下が上司を不満に思うことが多かったですが、今は上司が部下に不満をもっているケースも増えてきました。この両者の関係には縦の関係が強くあり、立場や権力によりパワハラというワードも聞くようになりました。

立場的に上司には逆らえない、言われるままに従うことで不満やストレスが発生しやすいです。不満やストレスが溜まりすぎると怒りになり上司への態度や物言いも変わってきます。上司はこの部下態度に不満を感じお互いの関係が悪くなるケースが多いです。

※ストレス度:強

縦:直属の先輩後輩

立場的には先輩も縦の関係で、先輩後輩は先輩に対して反抗することは困難です。
上司よりもフランクですが似た立場であります。
先輩は後輩を下に見ているので、敬語で話す人は少なく圧力もあったりと後輩はストレスを感じやすいです。

逆に先輩は後輩の態度が悪いなど、指導しても聞かない態度が悪いなその不満もありストレスを感じることがあります。心理的面では先輩後輩も縦の関係で不仲だとストレスもたまりやすいです。

ストレス度:中

横:同僚や他部署で立場が同じ人

気が許せる、フランクに話せるなど同じ立場境遇であるので仲間意識や共存意識が高いです。
ここで合わない同僚であれば距離を取っても他部署であれば関係も薄いし立場が同じなので問題ないと思いがちです。

お互いが上司や先輩に不満を持っていれば、共感し仲良くなるケースもあり私的な関係のもなりやすいです。
立場が同じような横の関係はストレスを受けにくい状況です。

※ストレス度:弱

職場のパワーバランス

職場の人間関係の悩みは上司部下の関係ですが、単に上司部下の関係だからではありません。
上司部下の人間性や価値観と職場のパワーバランスが大きく影響しています。

組織体制

職場の組織体制によりストレスの受け方は違います。
幹部役職者など、組織体制も整っていれば、その立場で関わる人や相談機関も違います。

環境

職場環境が影響します。
働く人の人数や年齢、周囲が上司部下関係なく敬語を使ったり、さん付けで呼ぶなど。
物的面ではオフィスの掃除、整理整頓されているか乱雑かによっても変わります。
心の乱れや風紀などは精神心理状態も悪影響であり人間関係にも影響がでます。

※環境面の充実は個人の思考行動に大きく影響します。


人材教育

社内研修など、社員教育に特化している職場は人間関係の悩みも少ない傾向です。
もちろんないことはありませんが、人間関係悪化へ重篤まではいかないことや、部署ミーティングによりコミュニケーションを取り改善されるケースもあります。

最近は特に人間心理など心の研修を取り入れている企業も増えています。
そういった人間教育をされている職場は人間関係で悩む社員は少ないですし、社外内の相談窓口も設置されており環境もよいです。

対策

職場の人間関係は、縦の関係が影響しています。
今はあらゆるハラスメントがありコンプライアンスも厳しいです。
監視や制限があり常にストレスを感じる社会です。

職場は立場により考えや行動は変わります。
上司の立場部下の立場、それぞれの立場になって考えることが重要です。

上司部下の関係で言えば、「見える化」が必要です。
上司のやっている具体的な仕事は部下は知らないことが多いです。
上司の全ての仕事を部下に見せ、共有することで部下は見えなかったことをすることができ、
上司の気持ちになりお互いが共感しあうことができます。

これだけでも職場の人間関係は改善されます。
立場が変わる思考と行動も変わることは職場全体で把握することで解消されます。

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