サービス事業所と家族の良好な関係の築き方。家族がやるべき行動とは?
目次
- ○ ファーストコンタクト
- ・初回面談/契約
- ・初回サービス
- ○ コミュニケーションツール
- ・メール
- ・電話
- ・会う
- ○ コミュニケーションが取りにくいと思ったら
- ・サービス提供者(個人)
- ・サービス事業所
- ○ まとめ
- ・支援内容
ファーストコンタクト
初回面談/契約
家族の希望を正確に伝えましょう。
そのためには何を言うか、家族の意向をまとめておくことが必要です。
曖昧にすれば事業所の意向でサービス提供となり、家族が望んでいることと違うことをすることもあります。
また、事業所にとっても家族の意向がわからないと不安でありさぐりながらスタートになります。
言葉よりもメモや手紙で伝えることをお勧めします。(コピーで保管する)
自分が書いたことが記録になり整理できますし記録として保管し事業所とのトラブル回避になります。
初回サービス
サービス後は確認しましょう。
希望通りだったのか、親の感想を聞くなりサービス状況を把握することは大切です。
そして事業所にもお礼の一言を伝えるとよいです、律儀な家族と言う印象になります。
仮に希望通りでなかった場合でもお礼の一言で角も立てづに修正要望が言えますし聞き入れてくれます。
お互いが初めてなので(ベスト)は求めず(ベター)位の気持ちでいましょう。
コミュニケーションツール
「月1か月~3ヶ月」が目安です。
親の状態によりますが、安定しているなら3か月に1回は、家族より事業所へ連絡することがよいです。
家族が直接状況報告を受けることで、事業所状況や親の心身状態が把握できます。
メール
サービス事業所の営業時間外でも気軽にできるメールは簡単な方法です。
家族の都合で送信できますし相手も容易にコミュニケーションが取れます。
緊急や重要なことは、閲覧時間や言葉の受け違いが発生するのでお勧めしません。
緊急でない連絡や日常の経過報告などのみとしてはよいツールです。
電話
話すことは効果あります。
連絡ノートやメールでは、書ききれないこと、細かいことまで情報をキャッチできます。
相手の顔が見えない分、言いやすさがあり思いは伝えやすいですが、表情が見えない分 言葉の言い方や言い回しに注意して感情を表現し誤解がないようにしましょう。
会う
事業所の管理者に会いに行き情報を聞くことはよいことです。
会うことにより手間かもしれませんが、相手に緊張感を与えるので一番効果があります。
直接会うことで五感が働き感情も伝わってきますので誤解が生じることは少ないので信頼関係も築きやすいです。
コミュニケーションが取りにくいと思ったら
サービス提供者(個人)
訪問系のサービスに多いクレームです。
例)あのヘルパーは掃除を丁寧にやってくれない。など希望通りにサービスがいかない場合は関係性を悪くしたくない思いからいいにくいことがあります。こういう場合はサービス提供者当人でなくサービス事業所の管理者に言いましょう。
些細なことであれば当人がよいですが、言いにくいことや言ったら関係が悪くなりそうなことは管理者に言うことで関係性も維持しながら修正ができます。
サービス事業所
サービス事業所の管理者のことや事業所自体とのコミュニケーションが取りにくいと思ったら、ケアマネージャーに相談することがよいです。サービス事業所は変えることもできますので我慢せずに思いは伝えましょう。
まとめ
親と同居と別居で違います、また別居でも近隣か遠方かでも違いますが関係性の気づき方は同じです。
クレームやコミュニケーション不足がほとんどです。
コミュニケーションが取れていれば誤解も少なくなり真意が伝わり良好な関係が維持できます。
多少手間はかかりますが、これをすることによって親の為自分の為事業所の為になります。
家族の役割は親の介護にとってキーとなりサービス事業者と家族の良好な関係はマストとなります。
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