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親が認知症になった時の介護者(家族)の心得~これを知っているだけで違います。

認知症は今は当たり前の病気であり誰もがなる可能性があります。

若年化も進み身近な病気です。

まずは認知症を知ることが大切です!
介護者(子供)が認知症は病気であることを理解することが先決です。


目次

認知症の種類

アルツハイマー型認知症

神経細胞が減って認知機能が低下する。(もの忘れ)

脳血管性認知症

脳梗塞などが原因で神経細胞に酸素や栄養がいかなくなり細胞が死んだりする。(記憶障害・言語障害)

レビー小体型認知症

機能が良い時と悪い時で波がある。(幻視・パーキンソン)

前頭側頭型認知症

脳の萎縮によるもの。

症状

中核症状

・記憶障害:新しい記憶ができない、さっき聞いたことなど思い出せない。
・見当識障害:時間や季節感が薄れる、迷子になる。
・理解判断力:思考スピードが低下
・実行機能:物事をスムーズに進められない。
・感情表現:状況がうまく認識できなくなる、思いもよらない感情反応

行動心理症状

本人の性格や環境などが要因でうつや妄想など心理行動面の症状。
例)元気ない 自信がない 面倒くさい 物盗られた おおげさ表現

家族が行うべきこと

認知症の病気を理解する

大好きな親が認知症であると事実と認めたくない、だから目を伏せたくなることがあります。
ですが、まずは認知症の病気の症状を知ることが大切です。

今は当たり前となっている認知症、認知症も軽度~重度と症状も様々です。
認知症を理解することによって親への愛や感謝の気持ちもより芽生え、介護者の心的負担は軽減されます。

怒らない

声を荒げたり表情が怖くなったり、怒ることはご法度です。
言ったことを忘れる理解できない、親だから逆に腹が立つこともあるでしょう。
感情的にならず、冷静に笑顔で対応することが大切です。

なぜ怒ったらいけないの?
→親は悲しい気持ちになります。

怒ることで、あなたが怒る人という印象になります。
症状によりそもそもなぜ怒られているかわからないことも。
怒ることで介護者も疲れるし双方にとってデメリットばかりです。

否定しない

理解できないことや間違ったことを言っていてもでも肯定することが大切です。
間違いを正したい、理解してもらいたい時は、決して否定することはせず、肯定しながら伝えることです。

接する時は笑顔

明るく笑顔で接素すことは大切です。
いつもニコニコしていると、親もニコニコになり機嫌よく過ごせます。

まとめ

簡単に大まかなことをまとめたもので、実際には認知症の種類や進行度、症状により対応に違いもあります。
まずはベースとなることを理解していれば、家族の初期対応はスムーズにいきます。

とはいえ、大好きな親だから、大切な親だから、親だから心配ですよね・・

支援内容

細かな症状に合わせた介護者の対応、接し方を助言しています。

介護者のメンタル維持方法
認知症(症状別)接し方

個別相談・講座・講演を行っています。

親が認知症になる前に備えておきましょう。
それが親孝行に繋がります^^

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