親の入所施設はどこがいい?困らない施設の探し方と選び方~ポイントを解説!
施設もことにも「老人ホーム」と一言で言っても種類がたくさんあります。
今回は細かな種類ではなく、施設の選び方と探し方を解説します。
<施設選びから決定までの流れ>
①ニーズに合う物件を見つける。
②問い合わせて質問や内覧予約をする。
③内覧に行き担当者の説明を受ける。
④判断
この一連の作業です。
不動産屋で物件を賃貸するという感覚です。
目次
- ○ 本人・家族で行うこと
- ○ 内覧するにあたりの注意事項
- ・事前にすること
- ・当日すること
- ・後日すること
- ○ まとめ
- ・私たちの支援
本人・家族で行うこと
①本人・家族がどういった施設を希望しているか。
→考えや条件面などを設定する。
(保証金、家賃、個室、相部屋、介護付き、生涯入居など)
②物件を探す
1)ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談や情報収集する。
2)仲介業者(高齢者施設専門)より紹介してもらう。
3)自分たちで探す。
※施設や有料ホームなど物件探しは、ネットや広告など今は自分で検索できます。
しかし賃貸物件を探すように売買変動や、掲載されていない物件も多くあります。
③ニーズをまとめる
→何が困っているから施設なのか、何をサポートしてもらいたいのか。
※ニーズを明確にしないと、焦点が定まらず選択ができません。
この状態で施設を内覧しても、どこも良く見えたり理想があがったりと気持ちがぶれて決まりません。
内覧するにあたりの注意事項
施設の担当者が案内し説明などします。
事前にすること
1)前もって知りたいこと電話で確認をしとく。
→内覧予約の前に電話で聞けることは聞いて納得したうえで内覧予約をしましょう。
今はWEBで内覧予約などできますが、いきなり内覧予約はリスクがあります。
実際内覧に行かなくても電話で確認できることはたくさんあります。
また、会う前に担当者の声や対応がわかりますので、施設判断に事前問い合わせは有効です。
2)質問事項、評価表を作成する。
→内覧することが決まれば内覧当日に施設への質問することをまとめておく。(ノート準備)
当日すること
1)介護スタッフの接遇、仕事ぶり(表情)を観察する。
→担当者が愛想よく対応するのは当たり前ですが、実際大切な親を介護するのは介護スタッフです。
このスタッフなら親を任せれると思えるかが判断の基準になることもあります。
2)厨房や洗濯室を見学する。
→普段入所者や家族が立ち入ることのない場所をみせてもらうこともポイントです。
施設の衛生や施設の体質が見えることもあります。
3)施設の評価をする。
→内覧の感想をまとめる、気になることや質問があれば書き出す。
後日すること
1)質問や施設に興味があれば電話する。
→お礼の電はも効果的、当日聞けなかったことや気になったことを聞く。
2)入所に向けて具体的な話を進める。
→契約や入所日や手続きに必須な事務的なことなど打合せする。
まとめ
ご本人やご家族により判断するポイントや基準は違います。
人、環境、サービス、料金・・価値観は違います。
まずは希望する施設を書き出すことから始めるとまとまりやすくニーズが見つけやすくなります。
私たちの支援
施設やサービス選びのサポートをしています。
家族の困りごとをヒアリングして、ニーズの見つけ方や絞り方の助言やご提案をしています。
各ご家庭の「何」を明確にして具体的な発想ができるようにサポートしています。
またご希望があれば施設見学を同行して、見極めポイントや家族に変わり担当者に質問したりしています。