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主介護者と副介護者の良好な関係性~親の介護で大切です。(介護の人間関係)

要介護者のメインとなり親の介護をしている人を主介護者と言います。

次に関わっている歩とを副介護者といいます。


主介護者と副介護者は連携が必要


どちらか一方の意向が強くなってはいけませんし、副介護者は主介護者を立てなければいけません。

両者の関係性が崩れると、親の介護はうまくいきません。

お互い親の事を考えサポートしているのに、残念な結果になります。

両者の関係性を築き維持するためにはどうすればいいのでしょうか。


目次

主介護者と副介護者

役割

<主介護者> 
要介護者の介護を主として行う
(要介護者の責任者や外部との連携窓口となること多い)
 
<副介護者> 
要介護者の介護を行う(主介護者のサポート役)

共通項

「親の介護を行う」
 →実際に要介護者の日常生活をサポートしていることです。
  親の為に、親が幸せに暮らせるようになど「思い」も共通する部分です。
 

違い

・主として行うかor行わないか。
 →主介護者の方が、介護している時間は多いです。
  副介護者は主介護者ができないことを支える意味合いもあります。

・価値観
 →目的は一緒でも価値観は違います。
  実際に援助する内容も違うこともあります。
  またどういう「思い」で援助するか、接触回数が多いか少ないかでも違いがでます。

関係性

悪化の原因

・価値観の違い
・介護手法の違い
・介護の負担やストレス負荷の違い
・心と身体のアンバランス

介護は要介護者の状態により変動があります、それにより介護者の思いや行動も変動します。
この変動により主介護者と副介護者の価値観(思い)の不一致が生じます。

良好な関係性のために

・役割分担
 →役割分担を明確にしないと、関係性は維持できません。
  何をどれくらいサポートする、具体的であればあるほどよいです。
  例えば、日常的な買い物は長女、お金の管理は長男、など役割を明確にするのがポイントです。

・コミュニケーション
 →定期的にお話しする機会を設けましょう。
  お互い大好きな親、親に対する思いは一致していても思考は違います。
  同じ援助をしていても、手法に違いがあれば、不満もでてきます。
  同じ援助でも、どういう思いで行っているかなどお互い共有し意思疎通することが重要です。

まとめ

「思い」目的は一緒!
仮にお互いの意向が違った場合など、誰の為に何のために親の介護をやっているのかを見直してください。
土台となる「思い」の共有が良好な関係性維持となり、なにより親が喜んでくれます。

サポート紹介

親の介護のマインド設定、介護方法など家族のための勉強会や個別相談会をしています。
親子がお互いに幸せな暮らしを継続するための支援をしています。

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