親の介護に対する家族の在り方で左右する家族関係~親の介護で良好な家族関係を継続するには?わかりやすく解説!
家族が揉める内容で頭に浮かぶのが、遺産(相続)問題で家族が揉めて関係が悪くなるシーン。
うちの家族は仲良いから大丈夫、自分達には関係ないと思っていませんか?
きっと大丈夫と言い切れる人は、既に段取りができている人でしょう。
介護も同じです!
親の介護で家族関係にひびが入るケースはあります。
介護になる前は親兄弟など家族が仲良くてもわかりません。
親の介護で良好な家族関係を継続しながら家族介護ができるために何をすればいいのか?
わかりやすく解説します!
目次
家族介護の初期行動
理由と目的を明確にするとが重要です!
理由は何?
なぜ家族介護をするのですか?
親が好きだから、親だから当たり前、面倒見る人が居ない、経済的理由からなど様々あり理由は各家族で違います。なかには、介護する理由はないという人がいてもおかしくありません、介護する理由(しない理由)は何でもいいのです。要するに理由を明確にしないまま家族介護に突入すると、親の変化や困難問題が起きると介護負担が増大し家族間で責任追及やトラブルが生じやすいです。家族が一人ひとりが親の介護をする(しない)理由を明確にし共有することで関係悪化を予防できます。
<導き方>
何のために家族介護するのか?
誰の為に家族介護するのか?
親の気持ちは?
家族の気持ちは?
※自分と兄弟姉妹間で理由を共有することが重要。
目的は何?
家族介護をする目的を明確にしましょう。
理由が明確になれば家族介護をする目的も示しやすいです。目的なしでは介護者家族の気持ちや変化に介護者家族自身がついていけません。家族の関わり方、援助体制、なども示しやすくなります。例えば付きっ切り介護でなく必要なことだけする、施設に入所しプロに任せるしお金は出すなど各家族の目的により援助内容は変わります。いくら家族でも価値観は違います、だからこそ目的や気持ちにも違いがあるため目的の共有が重要です。
※自分と兄弟姉妹間で目的を共有することが重要。
この家族介護の理由と目的を明確にすることで、全員が共有することによって家族関係の悪化を防ぐ確率はあがります。
家族介護の良好な関係のポイント
<役割分担>
この役割分担はポイントです。
役割を明確にすることで、遠方に住んでいる家族にも親の介護の関わり方が見えます。
わかりやすくなり主介護者、副介護者などにも繋がります。
例)日常生活の援助
金銭的援助
外部との窓口援助など
関係悪化の流れ:親の介護が見えない不安から誤解が生じ価値観の違いで意見が衝突しトラブルになり関係が悪化する
※見える化がポイント!
役割分担をすることにより家族間で親の介護の見える化が可能になります。
<家族介護の弊害>
家族介護のいいことばかりでなく、影響することや弊害(リスク)を明確にするといいです。例えば家族介護することにより時間が拘束される、家族の介護負担が増大するなど、あげていきます。更に家族の誰に対してリスクが高いなど共有するといいでしょう。事前に予測できることで家族間で対処できることもあります。
おすすめツール
親の気持がわかるツール。
親の気持ちがわかれば家族も行動しやすいですし家族の気持ちもわかりあえます。
エンディングノート
自分の終末を記したノートです。
遺言書とは違い法的強制力はありません。
私の解釈はにフランクな遺言書というイメージです。
心(気持ち)の面がポイントであり、必要事項など何でも記録できる便利なものです。
注)エンディングノートは親が元気な時に書いてもらいましょう!
もの忘れ(認知症)になってからでは遅いですよ。
おすすめ講座
☆エンディングノート活用講座あります。
エンディングノートを書く意味や目的、書き方見方活用方法など説明とアドバイスをしています。