ブログ(介護情報&ミニ講座)

Blog

認知症かな?サインはこれだ! 早期発見だけでは意味がありません。

認知症

脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。


認知症は早期発見し受診をしましょう!

よく見かけますね。

そうの通りです、しかし家族に響いていないのが現状です。


なぜ早期発見がいいのか?

早期発見すると何かあるのか?

早期発見の理由を紐解き解説します。


目次

認知症の種類

認知症と一言でいっても種類があります。
よく聞くのが「アルツハイマー型認知症」※もの忘れ
一番多いと言われ女性の発症が多い病気です。


次に多いと言われている「レビー小体型認知症」
男性の発症が多く幻覚や幻視が見られることが特徴です。


「脳血管性認知症」もアルツハイマー型に次いで多い認知症です。
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など脳の血管の病気に起因します。


「前頭側頭型認知症」(FTD)
頭の前にある前頭葉と横にある側頭葉の萎縮によって起こる認知症です。
万引きなど非社会的行為が見られることが特徴です。


「若年性認知症」
認知症の若年化で若くても発症します。(64歳以下が発症)


「アルコール性認知症」
アルコールを多量摂取し続けたことで脳梗塞などの脳血管障害などを起こし発症するとされている。


「正常圧水頭症」(NPH)
脳脊髄液が以上に頭にたまり障害を起こす脳圧の上がりにくい水頭症。
※手術で治るので早期発見が重要。


「まだら認知症」
脳血管認知症で発生する特徴的な症状で物事ができたりできなかったりすること。

認知症の初期症状

忘れっぽくなった
同じことを言う
同じことを聞いてくる
外出先で迷う(迷子)
自宅に帰れない
喜怒哀楽が激しい
我が強い
人の悪口を言うようになった
被害妄想(お金や物を取られた)
同じ物を買ってくる(ストック多い)
憂鬱な表情が多くなった

などなどあります。
こういった症状がみられるようになったらなんらかの認知症の可能性があります。

※個人の性格や人間性も影響がありますので、過去よりも○○になったなど近年と比較してみましょう。

「早期発見」の意味

早期発見だけではなく、早期発見してからの『家族の行動』が重要です。

何かおかしいな~とは思っている、これは認知症かも?
と早期発見はしているけど、家族はそこで止まっているのが現状です。(行動していない)

だからどんどん認知症は進行し、どうにもならなくなって困る→相談する。
これでは早期発見した意味がありません。
困難になってからではこちらの要望を理解してくれる確率は低くなります。

「介護」をキーワードにすると
認知症の早期発見により服薬などで本人の認知症の進行を遅らせるとういうよりは
介護者(家族)の介護の認識がキーになります。

介護者目線で言えば・・
認知症を伴う心身の異変を早期発見することにより軽度なうちに
医師や地域包括支援センターなど相談機関に相談できる。
家族は認知症の病気を知り接し方や援助方法などプロに助言してもらいながら介護ができる。


これが「早期発見」のワードに込められたメッセージです!


わかりやすく表現すると「早期発見~早期相談」このセットができてこそです。
更に細かく表現すると「早期発見~早期相談~早期対応」

これができた家族は、介護もうまくいっている人は多いです。
実際私が担当した人も、私の助言を聞き入れ行動した人はうまく介護ができていました。

家族の役目

親が介護はなってから介護を知るのではなく、親が介護になる前に知ることは大切です。
親が介護になる前でも相談することはできます。
介護について全てを知らなくても少しだけでも知ることで効果はあります。
実際に親が介護になった時にスムーズに行動ができるように準備することを推奨します。

支援内容

介護になった場合や現状の不安を解消できるように
今後を予測をしシミュレーションし対策や行動を助言しています。

※これが準備です。

準備をしていれば不安や恐怖は解消され判断に迷いません。
この差が親の介護がうまくいく人行かない人の差になります。
この支援をしているのが私たちです。

親の介護のマインド設定、介護方法など家族のための勉強会や個別相談会をしています。
親子がお互いに幸せな暮らしを継続するための支援をしています。

SHARE
シェアする

ブログ(介護情報&ミニ講座)一覧

ページの先頭へ