親の介護が円滑にいくには?「軸」があれば大丈夫!
親の介護は「親の個性」&「子供の個性」で左右されます。
個性とは価値観です。
価値観は過去の経験や感情、家族のライフスタイルにより構築されています。
この価値観が軸となるのです。
目次
- ○ 軸がないから・・
- ・よそはよそ
- ・うちはうち
- ○ 介護の軸
- ・軸とは
- ・軸はなぜ必要か
- ○ 介護の軸のつくりかた
- ・軸の設定
- ・親が理解できるうちに
- ○ 介護の軸のつくり方をサポート
- ・介護の軸
- ・ご案内
軸がないから・・
よそはよそ
子供の頃親にゲーム買って~ってお願いしたら・・買わないよ!
なんで?
→「よそはよそ」
言われたことはありませんか?
なのに都合のいいことだけ「よそもやっているでしょ」と諭されたことはないですか?
今思えば親の言い訳やん!
(自分勝手な言い訳)
でもこれ、今は自分自身でも言っていませんか?
子育て世帯であれば、子供に言ってしまってる~^^笑
これは介護世帯も同じことがありえます。
例えば、家族はデイサービスにいってもらいたいけど「本人は拒否」
その時に親に・・
よそも行っているからいこうよ~
お年寄りはみんな行っているよ~
友達ができて楽しいよ~
言ってしまいがちですよね。
でもこれを言うと、親の気持ちを無視した自分勝手な言い訳なのです。
親は行きたくない理由があるのです。
そう、子供が学校に行きたくない理由があるように・・
うちはうち
では何て諭しますか?
この言葉の説明、家族の思いを伝えることが重要なのです。
要は「うちはうちの理由」が必要なのです。
これを子供を押さえつけるように「よそはよそうちはうち」など軽くいってしまうと余計に閉鎖的になります。「うちはうち」と諭すなら明確な理由が必要です。
諭し方など親へ家族の思いを伝えるには突発的な軽い言葉では通用しません。
心を込めている言葉が必要なのです。
うちはうちの介護が親子関係と円滑な介護のポイントです。
介護の軸
介護の方針やマインドです。
介護は思い通りにはいかないことが多いです。
親の状態や状況、人の意見で自分の気持ちはブレます。
親の状態状況により介護のマインドがブレるのは当たり前にありますが、ブレる幅が大きいと先が見えない不安と恐怖が波のようにやってきます。そうすると自分がしんどくなります、これがエスカレートし自分自身がコントロールできなくなると介護放棄や虐待などに繋がる可能性もあるのです。
軸とは
介護の方針やマインドです。
・本人の気持ち→方針・・マインド
・家族の気持ち→方針・・マインド
親子共通の「軸」を持つことで生活の道しるべになります。
軸はなぜ必要か
結論から言うと、親の介護が円滑にいくためには「介護の軸」が必要なのです。
介護は親の状態(体調)状況(環境)で介護者(家族)の思考や意向は変わります。
親の状態により家族の心身状態も変わります。
家族が不安定になると家族の気持ちや対応にブレが生じ親の介護に影響します。
しかし軸があればブレた時に介護の見直し(原点回帰)ができ新たな思考や援助方法が導きたしやすいです。
誰の親?自分の親でしょ!
現代の介護は他者の支援は必須ですし介護は家族だけではなく社会資源を使うべきです。
しかし、他人任せ!とは違います。
介護は誰かが助けてくれるから~と他人任せではいけません。
役場やケアマネには決定権はありません。情報提供と提案をするだけです。
選択するのは本人or家族です。
それを選んだ本人or家族の責任です。
介護の軸のつくりかた
事前の準備が必要なのです。
親が認知症になりもの忘れ理解力が低下してからでは遅いですよ!
軸の設定
親の介護で悩む前に「介護の軸」を持つべきです。
そのためには親が望むことを事前にヒアリングしておくことが大切です。
これにより、親の気持ちを知ることができ、家族は望み通りにするためにはどうするか考え、援助できることできないことを振り分けます。
この意向(結果)をもとに親子ですりあわせておくことが大切です。
親が理解できるうちに
親が認知症になる前にするべきことなのです!
元気な時にやっておけば、いざ介護になってもプラン通りに進めていけます。
親がもの忘れの過剰や認知症で理解できなくなっても、この軸があれば支えになり活用できます。
更にポイントは、「軸」ができたら親子で署名や動画写真に記録することです。
記録が親子の財産となり親の終末期に活かされます。
介護の軸のつくり方をサポート
介護の軸
「よそはよそ、うちはうち」介護の軸を作りましょう!
具体的な作り方の指導や台本を提供しています。
ご本人様ご家族様の意向のすり合わせ、介護制度や環境状態を考慮した円満な着地点を導き出します。
ご案内
介護になった場合や現状の不安を解消できるように
今後を予測をしシミュレーションし対策や行動を助言しています。
※これが準備です。
準備をしていれば不安や恐怖は解消され判断に迷いません。
この差が親の介護がうまくいく人行かない人の差になります。
この支援をしているのが私たちです。
親の介護のマインド設定、介護方法など家族のための勉強会や個別相談会をしています。
親子がお互いに幸せな暮らしを継続するための支援をしています。