介護はその人を尊重することが大切ですが・・その意味をわかっていますか?
個人の尊重は大切です!
個人の尊重があるからこそ、自分の思考も尊重されています。
介護も個人の尊重を基に行うことが重要ですが・・
目次
- ○ 個人を尊重するとは
- ○ 個人の尊重ができていない
- ○ 尊重とは理解しようとすること
- ○ 「思い」は一つでなくていい
- ・ご案内
個人を尊重するとは
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。(日本国憲法)
一人ひとりが「違う」存在で あるということを認め合い、その「違い」をそれぞれに尊重すること。
一人ひとりをかけがえのない「個人」として尊重しなければならないからこそ、一 人ひとりの「人権」を尊重しなければならない。
違いを認めること
違いを否定しないこと
違いがあることを理解すること
自分と他者は違う
例え親兄弟でも自分と違う
例えば・・
親の介護は施設でなく在宅がいい
親の介護は家族が看るべき
家族だから親のことはわかっている
全て個人の価値観により違うのです。
では、自分の親は?自分の家族は?自分自身は?
介護のポイントは関わる人全ての「思い」です。
この一人ひとりの「思い」を尊重することです。
個人の尊重ができていない
介護に携わると、は個人の尊重はよく聞きます。
「本人(親)の意向を尊重しましょう。」
果たして実際に介護をしている家族はその通りだといえるでしょうか?
現実問題、介護者家族は親の意向を尊重していますか?
こちらが提案する全てを親が拒否したら・・
親の気持ちを尊重しよう!と思えますか?
逆に「わがまま言わないで」と思いませんか?
親の気持ちばかり尊重していたら、面倒看れないのが現実では?
個人の尊重は、介護者家族も含めた尊重である
だから一人のことに目を向けた尊重ではなくトータルでの尊重が大切なのです。
例えば、親の希望は全て叶えられなくても悪くないのです!
その中で家族が叶えられることだけ援助すればいいのです。
尊重とは理解しようとすること
尊重=理解
まずは、親の尊重をするなら親の事を理解することが必要です。
親の事を理解できていないから、尊重できないのです。
まずは親のライフスタイルを知りましょう
・起床時間
・食事時間
・入浴時間
・就寝時間
以上がわかれば更に細かく・・
趣味(好きなこと)
余暇の時間の過ごし方
交友関係
掃除の回数
買い物の回数…などなど
要は、親のライフスタイルを知ることで親の気持ちがわかります。
介護の手間がかかると、親の都合より自分の都合を優先しがちです。
なぜいうことを聞いてくれないの?
なぜわかってくれないの?
こういう状態になった場合見つめ直しましょう。
親はなぜ拒否しているのか?
親はなぜ自分の言うことをわかってくれないのか?
親のライフスタイルを回想しながら親の気持ちになって考えるのです。
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この行為こそが尊重なのです!
「思い」は一つでなくていい
個人の尊重とは、解釈の違いでいろいろな捉え方ができます。
あなたの親や家族の考えは尊重されます。
だからこそ介護の手法や意向は各ご家庭により違います。
いろんな介護があっていいのです。
親の介護に不安になった場合、息詰まった時は「尊重」する行為を実践しましょう。
そして何より、プロ相談することも大切です。
ご案内
介護になった場合や現状の不安を解消できるように
今後を予測をしシミュレーションし対策や行動を助言しています。
※これが準備です。
準備をしていれば不安や恐怖は解消され判断に迷いません。
この差が親の介護がうまくいく人行かない人の差になります。
この支援をしているのが私たちです。
親の介護のマインド設定、介護方法など家族のための勉強会や個別相談会をしています。
親子がお互いに幸せな暮らしを継続するための支援をしています。