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「親の変化」察知の仕方はこの方法~違和感を感じて!

親の変化は、大きなことは気づききやすいですが、些細なことは気づきにくいです。

ほとんどが、親が高齢にもかかわらず、変化を察知しようとする意識が薄いです。

心のどこかで、うちの親は・・という考えもあるでしょう。

些細な変化に気づくことが、家族の努めであり介護の始まりでもあります。


目次

些細な変化に気づく

些細な変化とは・・
「何かいつもと違う」「何か様子が変だ」など『違和感』を感じた時です。

例えば、食事のスピードや量がいつもと違う、食べた食器は洗い流しはキレイだったが、最近は食べた食器をすぐに洗わず放置するようになった。など「いつもと違う行動」が出てきた時です。

例)
・もの忘れがみられる
・ため息をついたり憂鬱な表情を見せる
・めんどくさくなる
・整理整頓しない
・喜怒哀楽が激しい

などあります。(性格やライフスタイルにより個人差有)
その他親の性格やライフスタイルから「いつもと違う」ことに気づくことが大切です。

違和感を感じたら

親のいつもと違うことに気づいたら何をするべきか。
・ほっとかない
・行動する

ほとんどの人が親の介護は未経験でわかりません。
わからないことや疑問に思ったことは解決していくことがポイントです。

今は介護についてインターネットで検索すれば知ることは容易です。
そして疑問や家族の具体的な対応などはプロに相談することが重要です。

<ポイント>
「ほっとかない」
「行動する」

このことが親の介護が円滑にいく秘訣でもあります。

親の介護初期では、このことがなされていないことが多いです。
家族にヒアリングすると、そういえばあの頃からちょっと変だったという回答が非常に多いです。

なぜあの頃対処しなかったの?
が問題です。

気づいていたけど対応方法がわからなかった、一時だけだろうという考えがあった、まだ自分は大変でないから行動しないなど。ほとんどの人が自分の身に痛みや危機感を感じないと行動しにくいです。

例)
・病気したから病院へ行く
→病気にならないように健康に気を付ける。

・困ったから相談する
→いざという時に困らないように事前に相談(準備)しておく。

『予防』が大切です。

察知の仕方

親と同居、または近隣に住んでおり頻繁に交流している場合と、遠方の場合とで親との接し方や行動に違いがでます。
普段接することが多ければ目がいきやすいし、何か変化があった時にすぐに対応しやすいです。
反対に遠方であれば、親の様子がみえにくくすぐに行動することが困難です。
察知の仕方の例をお伝えします。

近隣(同居)家族

日常的に接している分気づきやすい半面、変化に気づきてもスルーしやすいこともあります。
(いつでも対応できるという心理)
逆に近すぎて些細なことに気づかないこともあります。


①変化を与える
たまには一緒に外出するなど非日常的を与えることです。
→非日常的なことをすることで親の反応を観察して違和感の有無を評価します。

②かまいすぎない
近いとつい声を掛けがちですが、かまうのではなく観察することです。
一人でいること時を観察して違和感の有無を評価します。

遠方家族

親と接するのは、大型連休や年に1回2回の人にとっては親の些細な変化に気づきにくいです。
親に会いに規制することになれば、親は早くからワクワクしながら準備しておもてなしします。
遠方に住んでいる家族が会いに来ることは、親子でありながらゲスト扱いになりやすく身構えます。



①定期的に連絡
電話は月に2回はしましょう。※オンラインやTV電話
→できれば声だけでなくお互いの顔を見て話すことに効果はあります。
 顔を合わせることで接触頻度をあげ安心感を与えて親が話しやすいような環境をつくる。

親の心理は子供に迷惑を掛けたくない心理もあるので電話では本音は出にくいことも・・
電話では元気だったのに、会ったら衰えたと感じた。(子供の感想例)

②手紙を書く ※おすすめ
手紙は相手の感情が文にでます、親のホンネがでやすいです。
口にはだせないことも手紙では書きやすなど効果があります。
そして字を書くことがポイントです。
字が曲がっている、文字系列がおかしいなど変化がわかりやすいです。

※②私も実践しています

介護はなんとかならない

なんとかなるには

親が介護になれば自動的になんとかなるのではありません。
なんとかなるには、家族の準備が必要なのです。
知識であり相談機関であり知ってどう行動するかわかっている人がなんとかなるんです。

親の介護は、家族の選択はいかがでしょうか?
私は親の介護の事前準備を推奨します。

はじめの一歩

親の介護って、目を伏せたくなりがち。
親の状態が軽い時に対処すればクリアできることも、スルーすることにより疾患は進行し重度になるにつれて家族だけの対応も困難になります。その受け皿として親の介護を家族が安楽にできるようにアドバイスしています。

ぜひ無料講座を体験ください。
個別相談も受付中です。※初回相談無料
「リアル/オンライン/電話/メール」を選択できます。

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