親が嘘をつくようになったのはなぜ?原因はあなたです。
最近親が嘘をつくようになった。
何か隠し事があるのかしら・・
こういった悩みを介護者である娘さんからいただきました。
家族は献身的に介護をされており、家族関係は良好で何も問題なく過ごしていたのになぜ?
目次
- ○ 心理
- ○ 嘘はささいなことから始まる
- ○ 嘘をつくきっかけと理由
- ・身体機能の低下
- ・認知機能の低下
- ・理由
- ○ 他者目線
- ○ 人間心理から考える介護
心理
・子供の頃、親に内緒でしたことはありますか?
・コソコソ隠れてしていたことはありますか?
経験がある人はなぜでしょうか?
・いけないことをしていると思っているから。
・見つかると怒られているから。
こういった心理でからではないでしょうか。
人間いくつになっても人から注意されたり怒られたくはないのです。
嘘はささいなことから始まる
一人暮らしをしている親に聞いたこと。
子)いつも何時に寝ているの?
親)22時。
子)何時に起きているの?
親)7時。
子)お風呂は何時に入っているの?
親)寝る前。
と、親は言うけれど・・
ある日11時に自宅に行ったら・・
→寝間着のまま寝室にいた、お風呂を見てもいつもキレイで入った形跡はない。
親に聞いたら・・
→風呂は毎日入っている、朝起きているなど言う。
ほんまかいな??
絶対に親のが言っていることは事実と違う!
嘘をついている!!
嘘をつくきっかけと理由
嘘をつくきっかけは「失敗」から
身体機能の低下
例)おねしょをした・・。
→子供に見つかると恥ずかしい、見られたくない、怒られたくない。
⇒隠そうと嘘をつく。
認知機能の低下
例)鍋を焦がした、お風呂の湯の空焚きをした・・。
→子供に見つかると恥ずかしい、見られたくない、怒られたくない。
⇒隠そうと嘘をつく。
理由
恥ずかしい!
見られたくない!
怒られたくない!
こういった理由から嘘をついています。
<親の気持ちを聞いた一部例>
子供にガミガミ言われたくない
子供に干渉されたくない
子供に注意されたくない
子供は口うるさい
子供に心配かけたくない
子供に迷惑をかけたくない
他者目線
第三者から見ると、親の表情や態度で家族(主介護者)の関係性がみえてきます。
また逆もしかりです。
お互いが良好な関係だな・・
親は子供に気を使っているな・・
親は子供を怖がっているな・・
子供は親が大好きなんだな・・
子供は親に依存しているな・・
子供は親の介護で疲れているな・・
などなんとなくですが感じてきます。
接触頻度が増すごとにより感じます。
当事者同士では感じないことも第三者では感じることはあります。
原因は何なのか、第三者の目から意見をもらうのも改善策です。
『怒られたくない心理は共通』
人は優しい人についていきます。
人はうるさく言う人の顔色を伺い行動します。
子共も大人(高齢者)も共通です。
親の失敗を指摘し正すのではなく「承認する」ことが親の介護を円満に行える一つです。
人間心理から考える介護
親の介護って、自分本位になりがちなんです。
親の状態が軽い時は、一人でできることも多く家族の負担が少ない時は親本位ですが、重くなるにつれて家族の負担が大きくなると自分本位になります。
なぜ?
これも人間心理なのです。
人間心理や原理原則から親の介護を考え、家族が安楽に親の介護ができるようにアドバイスしています。
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