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親の安否確認は日常生活から

介護に携わると、よく聞くのが「安否確認」というワード。


安否確認は何のためにするのか?
意味目的は?
家族はしなきゃダメ?

親やが介護状態になると、ケアマネから家族へ安否確認をお願いしますといわれることもあるでしょう。安否確認の目的や手法を知り自分達に適した安否確認をしましょう。


目次

安否確認の意味目的

安否確認とは「生存や安全」を確認することです。
近年は地震や台風豪雨など災害が多く発生しています。
その地域にお住いの高齢者の生存、安全に避難できているか、怪我はないかなど確認は必要です。

特に一人暮らしや高齢世帯の高齢者にとって、自力で行動するには困難な人もいますので他者から支援と安否確認は必要です。介護で使用する安否確認は、高齢者にとって生存はもちろん、日常生活は支障なく送れているか、困りごとはないかなどの意味も含んで表現することが多いです。

地域包括支援センター、ケアマネ、介護士から、ご家族で安否確認をお願いします!
と言われることがあるかもしれません。

安否確認とは、「ただ生きています、無事です。」の生存確認の意味だけでなく、日常生活が支障なく送れているの意味合いを持っていることを認識しましょう。

確認をすることで生活に支障があれば、家族支援やサービス導入など支援策を考え提案と実行します。
「生存、安全な日常生活ができているか確認すること」

安否確認の必要性

要介護状態の親の安否確認は必須です。
介護状態でなくても、地震や豪雨などあれば電話やメールで安否確認をしているかと思います。
(親の方からあることも)

安否確認することで家族は安心します、まずは生存が一番ですが、先にも述べたように高齢者にとって生活確認も必要です。


「必要性の重要性を認識」

安否確認の方法

・訪問/電話/メール
・盗聴器
・カメラ
・センサー

<訪問/電話/メール>
・家族
・介護保険サービス(ケアマネ・ヘルパー・看護師など訪問系)
・近隣住民(友人知人・民生委員など)
・民間サービス(介護保険外・警備会社など)

<盗聴器>
盗聴器は声や生活音など音をキャッチしますので、安否確認はできます。
声や物音がしないなど異変に気付きやすいです。

<カメラ>
音声だけでなく映像が見れるので安否確認はできます。
インターネット回線で24h繋いでいるご家庭もあります。

<センサー>
センサーは一人暮らしの高齢者や高齢世帯では使用している人も多くいます。
介護保険適用の認知症の徘徊防止マットなどもセンサーの一つです。
警備会社など民間企業がサービスしているケースもあります。
センサー前を通ると反応、センサーを通らなくなったら異常通知がいくなど機能があります。

安否確認の支援

<家族支援>
要介護状態の親に定期的に訪問することがいいですが遠方だとそうもいきません。
電話やメールで日常的に連絡を取り安否確認をしましょう。
親の状態にもよりますが、ご紹介した器具の導入も視野に入れると、家族負担も軽減されます。

<他者支援>
家族以外で困難であれば他者支援を活用しましょう。
自治体サービス、介護サービス、近隣住民など軽費で行えること、更に民間企業のサービスでより安全で正確な安否確認となります。

相談窓口

安否確認で何を利用するか選択するかは家族の選択です。
その選択をサポートするのが私の役目です。
介護については専門家に相談することを推奨します。

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