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親の介護に困った・・どうしよう・・

親の介護に困ったという人はどんな状態の時でしょうか。

親の介護をする前の段階?
介護している段階?
介護が終わった段階?


個人や家庭によって様々です。


介護の困った状態とは個人や家族によって違います。

不安や困りごとは決して全員が一致しないことなのです。


目次

親の介護とは

親の介護の不安は何?

お金の不安、身体的不安(寝たきりなど)精神的不安(認知症など)など各ご家庭や個人で違います。
抽象的であるがゆえに不安が大きく何をすればいいか見いだせないのです。
まず親の介護について何が不安なのか、何が心配なのか考えてみましょう。

不安は何?

「不安を書き出してみまよう!」
書き出した内容により、解決できること、予防できること、準備できることなど見えてきます。
中には解決できないこともあるかもしれません、解決できないことはあきらめることです。

例)・脳梗塞になり、身体麻痺。
   →脳梗塞にならないように生活習慣を整える。

  ・認知症になり、徘徊する。
   →認知症にならないように、社会交流する、脳トレする。

などなど・・
予防や対策ができれば不安は軽減されます。

但し、少しでもリスクと不安は軽減することはできますが予防しても絶対にならない保証はありません。
100%は不可能なことはあきらめることです。

価値観

不安や心配事は個人により違います。
一致することもあれば一致しないこともあります。
わかりやすく例えると、お金に余裕がある人とない人では不安や心配事は異なるでしょう。

ですので、他者の価値観を知ること、比較することもおすすめです。
他者と考えの違い(価値観)がわかり、自身の心配事の解決のヒントにもなります。
価値観は自分しかわかりません、他者の価値観も知ることで介護に対する視野も広くなり参考になることもあります。

気持ちの問題

親の気持ち

介護は子(家族)の不安だけではありません。
親自身も不安で心配なのです。
親の介護をする上で重要なのは、親の気持ちを汲み取ることです。

汲み取るには?
→親の気持ちやわかる時に聴いておくことです。

要は親がもの忘れ、認知症など疾患になる前に「元気なうちに」聞くことです。
親孝行も親が元気なうちからしましょう。

子の気持ち

介護する自分の気持ちの整理することも大切です。

「家族自身の気持ちの整理」
主介護者(あなた)一人だけで親の介護をするのか、兄弟姉妹など家族も親の介護に関わるかによっても整理は必要です。自分一人では自分の気持ちだけでいけますが、他家族が関わる場合自分だけでなく他親族の気持ちや考えを知り関わる人全員で共有することが大切です。気持ちや考えの違いなど些細なトラブルを回避でき家族関係も良好になります。

素直な気持ちで介護できる環境を作りましょう!

現実問題

親の介護について現段階での不安や心配事をあげてみましょう。
今の事が未来に繋がるのか、不安は今でなく未来のことなのかわかります。
今起きていることを解決できるように尽力します。

未来

未来予想することです。
いいこと(理想)、悪いこと(不安)をあげてみましょう。
その理想が叶うように、その不安が軽減できるように、行動すれば解決します。
その中でもいいことはたくさんあがれば介護することへの感謝の気持ちも芽生え不安や恐怖も軽減できます。

困らないために準備

何をしたらいいか

・親の気持ちを知る
 →元気なうちに話すこと、1回でなく何度も何度も、更にいいのは定期的に話すことがよいです。
  年1回、半年1回、1か月1回など、親が還暦越えたらせめて年1回は話すことを推奨します。

・子(家族)の方針を決める
 →これも親の気持ちを知ると同様に、家族で定期的に話すことをおススメです。
  自分一人だけの準備でも自分自身のことを考える時間をとることが秘訣です。
  気持ちは日々変動します、何度も何度もアップデートしましょう。

・できることできないこと分類
 →できることにフォーカスし、できないことは他者や関係機関に頼りましょう。
  自分たちだけで準備や解決をしようとせず、社会資源を上手につかいましょう。

・蓄え
 →お金は大事です、お金により選択肢の数が変わります。
 お金に纏わる最低限の生活の見込みを立てることです。
 最低限のことは介護制度で減免などあります、決して卑屈になることなく逃げずに考え準備しましょう。

準備支援事業

・なかなか行動しにくい人
・具体的に介護を知りたい人
・介護のナビゲーターがほしい人

私がサポートしています。

介護保険の支援者側も経験あり親の介護も経験しています。
家族側の気持ち、支援者側の気持ちも十分に察しています。
また今は外部からの支援者なので客観的にも主観的にも問題提示や解決への見解もできます。

介護は、実際介護に直面しないと行動がしにくいものです。
だからこそ知っている知らないで差が出ます。
あなたの親や家族にいい選択(合う選択)ができるようにお手伝いしています。

介護認定前の段階から要介護状態まで支援しています。
介護保険へとナビゲートをしていますのでお気軽にお問い合わせください。

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