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親の介護は「抽象的」だからわからない、不安、怖い、考えたくない。これを脱却するには「○○的」にすること。


目次

抽象的から具体的へ

「介護」
このワードに含まれている意味することは抽象的です。
何ですか?って尋ねると答えに困ります。なぜならいろんな状況があり見解があるからです。

例えば、寝たきりの人のお世話をするのも「介護」
家事をお世話するのも「介護」
一緒に何かをするのも「介護」

全く違う内容の支援をしているのに「介護」に集約されています。


実に抽象的です。
各々状況により違うのに・・

抽象的だからわかりにくく考えにくいから考えないし先回しにするのです。

まずは抽象的なことを具体的に変換することがポイントです。
「具体的」にすることで考えやすくなります。

介護の意味を知る

そもそも介護とは→高齢者のお世話や自立を支援することです。身体面のみならず精神面も含まれます。

みなさんが不安や心配事は介護なのですが『介護の内容』が不安なのです。
要するに「介助」ができるかできないかが不安であるのです。


【介助】に変換して考えて!

家事ができなくなれば・・家事介助
歩行ができなくなれば・・歩行介助、車いす介助など
着替えができなくなれば・・更衣介助
トイレができなくなれば・・トイレ介助

介助に変換して考えれば、具体化しやすく家族で介助できるかの検討ができます。
更に家族介助では無理でも介護サービスで賄えるのか、賄えたら自宅で面倒看れるor看れないなど、先の予測検討がしやすくないります。


まずは介護でなく『介助』の言葉に変換してみましょう。

介助とは「お手伝い」することです。
親ができないことをお手伝いすること介護なのです。

日常を具体化してみる

今の親の状況
今の家族の状況

これに対して・・

親に何をしているか
親が何をしているか


既に、していることはありませんか?

例えば、親は二人暮らし(老世帯)であれば、定期的に電話している、帰省している(会っている)、買い物や旅行など一緒にしている・・など。

実はこういった行為は介護に繋がるのです。


介護っぽくワード変換すると・・

定期的に電話→「安否確認」
帰省している→「他者交流」
買い物に連れ出す→「買い物同行」「閉じこもり予防」「社会性維持」など。

実は既に介護をしていることもあるのです。
要は具体化することで、親の関わり方が明確になり介護をするとなると考えやすいです。
考えやすくなればなんとなく予測も立ち行動(準備)しやすいです。


※まずは親と家族の現状を書き出すことをしましょう。

まとめ

介護→「介助」に変換
抽象的→「具体的」に変換

まずはこれだけでも介護の準備になります。

ちなみに介護の本を読むことも介護を知る準備にはなりますが、内容により抽象的で幅が広くわかりづらいこともあります。本の場合は要内容チェックですね。

それよりも、講座や勉強会の方がイメージがわきやすいです。
専門家や介護のプロから学ぶことは実体験もありわかりやすく考えやすいです。



※講座や勉強会は当社でも行っています
当社は介護に対する相談全般と介護初期段階のサポートをしています。

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