ブログ(介護情報&ミニ講座)

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良い介護を受けるには、介護関係者との人間関係がキーです。

介護関係者とは?

ここでは、「役場/地域包括/ケアマネ/医療介護事業所/介護士」を指します。

目次

なぜ関係性作りが必要か

『思い(目的)は価値観』
→関係性が必要な理由は目的からなります。

介護関係者に助けてもらわないといけないから
介護関係者からいい支援を受けるため
など思い(目的)があります。


私の家族を例にあげると、父親は要介護状態です。
私たち家族の介護の思いですが、父親が安楽に生活できるよう願い、家族が過度な負担なく安心して父親の介護ができるようしたい思いがあります。この思いの為に役場やケアマネ、介護サービスなど利用して支援をしてもこの家族の思いを介護関係者に伝え、自分達のニーズが叶うようにサポートを受けるために必要だからです。

いい関係性をつくるためには

『コミュニケーション』

接触頻度を上げると親近感もあがります、どうしても相談には時間がかかり一気に相談し解決したいこともあります。かといって、介護保険の支援者は、他者もあり業務が忙しいです。面談や相談は関係者都合に合わせないといけないこともありますのでコミュニケーションは取りにくいこともあります。この作業を怠っていたらいい関係性を作るには時間がかかります。かといって何回も会うのは手間もかかります、電話も自分や相手のタイミング次第です。オススメはDM、自分の都合で送信、相手の都合で既読、なにより文字に残るので記録になります。今はDMの方がコミュニケーション取りやすい傾向にもあります。


『介護関係者を気持ちよくすること(好きになってもらう)』

なぜなら介護関係者が気持ちよく動いてもらう方が生産性もあがりいいサポートがもらえる確率はあがる。相手も人間、利用者の好き嫌いはある。好き嫌いは大げさだが、少なくともとよりやりやすさやりにくさはある。やりにくい家族になると支援にも差がでることはありませんが、見えない部分(気持ち)の差はでます。中には説明の熱量や情報量にも差が出る支援者もいてます。


「決して遠慮することではない」

だからと言って、介護関係者側の言いなりになればいいわけではなく言いたいことは言えばいい。しかし突発的なこと感情的な発言は控えるべきである。発言する前に相手の立場になって考えること。相手へのお願いの仕方、物言いに気を付けることがポイントです。
要するに、自分の言い方や態度で関係性が変わります。介護関係者との良好な関係性は必須であるのです。

クレームの場合は怒りの感情がありますが、できるだけ冷静に訴えることです。
例えば、施設で転倒し骨折した。→なぜ転倒したのかの事実を聞く、どこに原因があり不備があったのかを明確にしたうえで、どうするのか判断する。そのうえで納得いかなければ・・キレましょう。半分本気で半分冗談です(笑)その場合は、役場や第三者に仲介してもらうなど家族以外を巻き込むことを推奨します。

利用者はお客様ではない

介護サービスで誤解される一つでもることが、利用者はお金を払ってサービスを受けているので立場はお客であるが利用者(家族)は「お客様」というマインドは捨てた方がよい。医療介護は働く人がいないと困るわけであり、家族で面倒が見れないのでサポートしてもらっているのである。手厚いサービスや個人に特化した支援を求めるのであれば、介護保険サービスでなく介護保険外サービス(自費)で依頼すればよい。高級ホテル並みな看護や介護を求める人は高額な有料ホームやパーソナル介護士など雇っている。

介護保険を利用するなら、金払っているからやれ!お客やぞ~という考えはダメ!
助けてもらっている、介護関係者に感謝の思いを伝えないといけない。

余談であるが私は働く側(介護関係者)のマインドは利用者は「お客様と思え」と唱えている。支援者は決して偉いわけでやってあげている感は捨てなければいけない。やってあげているのは事実だが、保険制度でもお金は発生しているしそこから対価をもらっているからだ。

要するに、利用者側も介護関係者側もお互いがお互いの立場になり考え支え合うのが介護支援だと思っている。
このバランスが崩れると・・不満、クレーム、虐待などに繋がるのである。

満足いくサポートを受けるために

情報提供

①介護関係者との良好な関係
 →先にも述べたように、これが重要です。
 支援者も人間、性格は十人十色。支援窓口担当者やケアマネージャーもいろいろなタイプがいます。
 年齢や性別、業務経験年数など違いがあります。良好な関係を作るためにこちらが努力しても、支援者側の
 方に問題があるケースもあります。こればかりは「運」もあるかもしれません、しかし「運」だけに頼る
 ことなく事前準備によって改善されることもあります。

※情報提供:私たちはこういった情報提供や介護関係者側の見方の基準などアドバイスしています、依頼によってはケアマネージャー探しのサポートもしています。


②介護保険外の制度の活用(高齢者住民サービス)
 介護保険制度だけを利用することでなく、地域の住民サービス、自治体の高齢サービス、民間サービス
 など、介護保険外サービスも視野に入れることです。介護保険制度やサービスでは賄えないことは他も
 利用することです。こういった情報は自治体(地域包括支援センター)に問い合わせるなど情報収集
 できます。

※情報提供:こういった自治体の情報収集や民間ネットワークを利用した代行サービスもしています。


③客観視できる第三者的存在
 介護保険制度の介護相談窓口は実際に介護相談やサービス手配はケアマネージャーに一任されます。

 メリット:関係性が確立し良好であれば、随時相談しやすく状況に合った提案や支援がうけやすい。
 デメリット:一人に偏りがち、ケアマネージャーの能力や性格で支援にバラつきがある。

これを防ぐために第三者的立場の人を確保することもおススメです。ケアマネージャーだけでなく他者の意見や介護方法を聞きたい時など活用できます。またケアマネージャー自身の支援方法や不満などヒアリングして客観的にアドバイスできます。

※情報提供:「介護のセカンドオピニオン」私たちは介護保険利用後も第三者的立場で介護保険利用をサポートしています。

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・介護施設事業所の実態や事例を基に有益な情報提供ができる


無料相談との違いは何?
・有料だからお客様都合→休業日、営業時間不定。※予約制で時間確保
・有料だから公平性は関係なく本音で言う。
・介護保険や制度に関係なく手厚い支援。

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