ブログ(介護情報&ミニ講座)

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介護する側は何を思うか、介護者のマインドは介護される側に影響します

親を子が介護する中で、兄弟姉妹がいれば関わり方も違いってくることが多いです。

同居or別居、別居でも近隣or遠方により親の介護の関わり方は違ってきます。

各々の立場で介助もマインドも違うため、介護方法や希望や考え方も違います。

違うのが当たり前です、この当たり前のことを統一しよう、優先するからひずみが生まれます。


家族介護がうまくいくようになるにはマインドが大切です。


立場により違う現状に対してどのようなマインドであるべきかのヒントになればと思います。

目次

主介護者(介護する側/子供)

親の介護するにあたり、各々関わり方があります。
介護者が2人いたら、時間や内容も全く2人とも同じケースはありません。

主介護者とは、要介護者の家族の中で最も長時間介護を行っている者のことを言います。
タイトルには子供表記していますが、子供でなく従妹や婿さん嫁さんでも可、親族でなくてもいいのです。(嫁さんはよくあるケース)要は主体となり介助している人という人です。

※ここでは親-子設定


<労働的介助>
日常的な介助(親の状態にもよります)
・日常的な介助は掃除洗濯食事など家事
・身体介助(入浴/排泄/外出)

<精神的介助>
・精神的支柱(安心感)
・責任感

主介護者は「親」という感覚であり保護者なのです。
しかしながら保護者感が強くなると心配性にもなりかねません。

一人で家でおらすには心配
一人で外に出歩くのは危ない

気になって気になって仕方なくなり、介護者側がうつやノイローゼになることも・・。

一人で抱え込まないことが大切です。
プロと一緒に介護していくこと、副介護者がいれば相談しながら一緒に介護することです。

要は、仲間としている介護。
その中の一人であり一役を任されたというマインドでいいのです。
主介護者は日常生活のお世話担当みたいな感じで、設定してみてください。

副介護者(介護する側/子供)

副介護者とは主介護者の次に介護に携わっている人です。
わかりやすく言うと2番手です。
これも親子や親族に関係ありません。(友人やご近所さんというケースもあり)

主介護者のサポート役であり介助者として親の介助をします。
例えば、主介護者が不在時に他家族が来て援助をするなどです。主介護者より関わる頻度は少ないですが、親と関わっている状態です。

主介護者の意向も取り入れた介助をすることです。
安易な発言や、良かれと思い勝手に介護手法を変えたりすることは主介護者との関係性が崩れます。

例)主介護者側から・・副介護者はたまに来て親の世話をするから段取りが変わる、親の状態をよくしらないくせに勝手なことを言うな!するな!

これを防ぐためには、親の状況や援助したこと、何かをした時などは主介護者に報告し意思疎通しておくことが重要です。主介護者と一緒に介助していることを念頭にコミュニケーションを取り主介護者を立てるマインドが大切です。

支援者(介護する側/介護事業所)

相談支援:ケアマネジャー→ケアプラン、情報提供、サービス手配調整など
介助支援:介護士→日常生活介助、介護方法など。

介護サービスは専門職の役割分担で成り立っています。
各専門職が本人の意向&家族の意向をくみ取ったケアをすることです。

特に相談支援はキーとなります。
本人と家族の良好な関係や意向が合えばスムーズにいきますが、本人と家族の意向が違う場合はお互いの意向を尊重しすり合わせて丁度いいポイントへ落とし込むことです。ただ、現状では意見がまとまらないこともあります。親の希望に家族が応えれないケースもあります。その場合は家族支援を優先する方を推奨します。実際に介助しているのは家族です、家族がいなければ親の介護はできません、家族が安楽に介護できる環境作りをすることが重要です。

「やってあげているという感覚」←×

これでいいやん、もうないよ、など安易な回答や姿勢ではいけません。
仕事として行う以上は利用者が満足承するまで提案サポートしそれを継続できるように維持します。


支援者は仕事というマインドで結果を出すこと
介護の結果とはクライアント満足です。

介護はマインド

家族介護のポイントはマインド設定をしてから行うことです。
親族の中でも立場や役割によりマインドは違います。

自分本位の考えだけではひずみが生まれいい介護ができません。
各々の立場になって考えお互いをいたわり合いながらすることです。


※お互いの立場はお互いの立場を知る人しかわかりません。
お互いの立場がわかる専門家に相談しマインド設定のサポートに役にすればいいのです。

お互いの立場が分かる人

私は現在、要介護者の親を持つ介護者家族であり、介護士、ケアマネジャーの経験があり相談支援者として活動しています。お互いの立場がわかる人であります。状況によるマインド設定や自己マインドつくりなど家族介護を総合的にサポートしています。

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クルウ/介護アドバイザー
介護相談/情報提供/介護総合相談窓口
介護全般についてサポートするアドバイザーです。

介護全般とは?
介護相談、介護保険利用サポート、在宅介護支援、施設介護支援、セカンドオピニオン・・
要は、介護生活相談から施設事業所選び、実際の介護(介助)アドバイスやコツ、法的相談(相続/成年後見人)など介護に関する全ての事に対応しています。

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