デイサービスはえぇとこ!・・ほんまか?ええとこ悪いとこありまっせ!
デイサービスはいいイメージを持っている人は多いと思います。
親が介護になったら→
デイサービス利用すればええねん!
デイサービスに行かせた方がよいよ!
ほんま?
私はデイサービスを利用することを全面的にはおススメはしません。
ケアマネをしていた時、私はデイサービスを積極的に勧めることはしていませんでした。
もちろん選択肢として提案はしてましたがデイ全面推しではなかったです。
デイサービスを推す時は家族が行かせたい時、家族が望んでいるかが重要でした。
その中でデイサービスを利用することで家族の負担も説明し、納得した上で紹介していました。
デイサービスにいけば介護負担軽減や、家族が休めると思っているかもしれませんがそれは違います。
家族にとってのデイサービスは負担にもなりかねません。
(もちろんデイサービスで助かっている家族はたくさんいますよ)
ここではデイについてメリットデメリットの一例を記載します。
目次
- ○ デイサービス利用のメリット
- ○ デイサービス利用のデメリット
- ○ デイサービス利用の心得
- ○ <まとめ>
- ・私の役目
- ・結局のところ
デイサービス利用のメリット
・気分転換
→外出することで本人の気分が晴れる、健康的な生活ができるなど、外出するきっかけになり閉じこもり予防ができます。
・利用目的に合う(リハビリ、入浴など目的に合った利用ができる)
・他者交流できる
→家族以外と触れ合う機会です、気が合う仲間もでき他者交流で楽しく過ごせるかも。
・家族は一時一人の時間が作れる
→介護者の時間が確保できます。休息や家の用事など時間が作れます。
・介護のプロに相談できる
→ケアマネージャー以外の現場の介護士にも相談できます。
デイサービス利用のデメリット
・ルールがある
→自分勝手な行動ができない。(自由が制限)
・マナーがある
→家でないのでマナーを守ることが必要です。匂い(異臭)が問題になることもあります。
・他者との関係が手間(利用者&スタッフ)
→利用者同士のトラブルになることも、嫌なスタッフに合うことも・・?
・気が抜けない
→デイで何かあれば連絡が入るし、見ていないから逆に不安でありゆっくりできないことも。
・手間がかかる
→準備、連絡ノート確認、デイ送り出し&迎え入れなど、家族がやらないといけないことは多い。
デイサービス利用の心得
・家族は保護者
→子供を学校に預けるという感覚でいいでしょう。デイでの出来事や問題はすぐに家族に連絡があります。いいことや確認事項であればいいのですが・・悪いことなら頭が痛くなりますね。例えば、スタッフに暴言を吐く、他者の迷惑になるなど家族にとっては悩ますことも。
・手間がかかる
→デイの準備や送迎など家族がやらないといけないことは多いです。利用日の前日は特に大変。
・結局世話(介護)するのは家族であること。
→デイ(施設)任せにはしないことです。
デイは家庭での介護に相談対応はしますが、介助することはありません。
・デイは自分のために利用する
→親の希望も大切ですが、家族の希望があってのことです。
・デイの仕組みを知っておく
→あなたのニーズに合う使い方をする、要は上手な使い方を知っておくことです。
<まとめ>
デイサービスにも違いがあります
全く同じでいは存在しません。何かと違いがあります。
ここではデイの種類や制度などは割愛します。(希望の方は個別で説明します)
私の役目
今回発信した内容は、例です。
「違うやろー」
「まだあるわー」
との意見があるでしょう。
それが狙いでもあります。
要は、私が紹介する例を参考に、答えを導きやすいようにすることです。
視野を広げる、選択肢を増やす、考えやすくなるなど、あなたのニーズを引き出す工程であります。
私と一緒に自分リストを作り、親の介護を安楽にしていきましょう。
結局のところ
個人の価値観により比較することや優先ポイントは違います。
よってデイサービスはいいか悪いか(合う合わない)は個人や各家庭で違います。
しかしながらここで述べたことを参考にしてください。
ブログで述べたこと以外にも細かく言えばメリットデメリットはたくさんあります。
※検討材料『たたき台』として提示しています。
記載した以外に思いつくことがあれば書いてください。書くこと考えることで視野が広がり解決策も発見できます。私の役割は、何も思いつかないことを思いつかせれるように「たたき台」を作成しクライアントと共に考え合う介護ができるように支援しています。