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認知症の親との付き合い方

認知症は現代社旗の問題であり何らかの影響があり誰もがなりうる日常的な病気です。

認知症と老化によるもの忘れ、あるいは勘違いなど様々な弊害があります。

認知症やもの忘れがある親の行動について家族の付き合い方や対処法について解説します。


目次

認知症の心理

※自分はまとも(正常)

認知症と理解できていない、軽いもの忘れや勘違い程度と認識しています。
他者が間違いを指摘しても認めません、納得しません。

自分はまともなことを言っているのになぜ否定されるの?
と思っています。

いくら献身的に介護していても、否定ばかりする人に対して、あの人は嫌いと煙たがられ嫌われます。
(一番献身的に介護している主介護者が嫌われることはよくある)

そして何より自分のことを否定しないで聞いてくれる認めてくれる人を好みます。
(関りの少ない家族や他人でも好かれる)


『私たちも一緒です』

私たちも否定する人は遠ざけるようになり、話を聞いてくれる人、承認してくれる人は親近感がわきます。
認知症の人の心理は私たちと何ら変わりはありません。

認知症の行動

認知症の行動には理由があります。
本人なりの理由があるから行動しているのです。

徘徊する人を例に出すと、目的があり行動しているのです。
仕事に行っている、家族のとこへ行っている、友人宅に行っているなど理由があります。


『基本的にそれを止めてはダメ!』

行動を止めるから怒ったり声を出したり反発するのです。
行動を止めなければ穏やかです。

行動を抑制するには穏やかに話を聞き穏やかに説明や促しが必要です。


※本人が納得しなければ抑制できない。

対処法

①聞く
→まずは聞くこと。

徘徊する人に対してどこへ行くの?
聞いてください。
必ず理由があります、但し本人が言うことはちんぷんかんぷんな回答がありますが、聞き入れてください。

例)家に帰る 会社にいく 友人のとこへ行く など。
家はここ、会社は退職している、外へ一人で行けない、などこの段階で、説明しても本人は納得しないので行動の抑制はできません。


②見せる
→証明することが大事。
本人の言い分を聞いて、実際に見せることで納得することがあり行動抑制にもつながります。


③やって見させる
→危ない、できない、は聞き入れない。
実際に体感しないとわからない、できると思っているから行動する。

例)入浴 排泄 外出など
本人の思うままに行動させる同行することです。

できない時に穏やかに説明し介助すると効果があります。


とはいえ・・

但し行動心理や行動パターンは理解できても実際にそれに家族が付き合えるかが問題です。
家族が健康で24h介護可能であれば問題ありません。
しかしほぼほぼの人は24h親につきっきりは無理です。


ではどうすればいいの?

認知症のレベルや行動は
要は家族が面倒看れるか看れないかが基準です。

認知症でもレベル、発症パターンなど家族が苦でなければ介護しやすいです。

家族がやるべきこと

話を聞く、否定しない、わかっています!

しかしながら、これができないのが現状です。

それには介護に対応する時間がないなど、家族は逐一親の要望を聞いたり行動見守りはできないのが現状です。



※家族で対応できないならプロに任せる

プロの介入により、接し方や対応が勉強になります。
また親にとっても家族以外との交流で刺激もあります。
親の状態もそうですが、一番は介護者の家族の状態が介護にはポイントになります。


<まだ大丈夫レベル>
家族の価値観にもよりますが、家族で介護ができる状態を基準に在宅か施設か考えます。
まだ在宅介護ができるのであれば介護ヘルパーを利用する。

良く進められるのが、デイサービスです。
デイサービスもいいですが、マンツーマン介護の訪問介護ヘルパーのサービスをおススメします。

理由は、デイサービスは他利用者もいて一人に関わる時間
マンツーマンで利用者に向き合うことで話を聞く承認するでメンタル的にも穏やかになり効果が期待できます。

また、実際のプロの介護も家族は見れるので接し方も勉強になります。


<もう限界・・>
常時無理と感じたら介護から離れる、要は「施設入所」がいいでしょう。
家族(個人)の価値観になりますので、自分がもう無理と感じたら施設入所。

迷ってる場合はショートステイなどを利用して一時離れてみるといいでしょう。いなくていいことや不安など自分自身や家族介護を見直せます。それから判断してもいいでしょう。


※一旦介護(親)から離れてみるは効果大です。

介護に後悔しない

人生100年時代と言われています。
いつどこで何時、親が要介護状態になり介護サービスを利用するかもしれません。

親が要介護状態になった時に、今まで知らなかったことや関わらなかったことが増えます。


「なんで~まさか~どうしよ~」

何も準備していないとこのようなワードが出てきます。
親が要介護になった時にとならないように準備しておくことが大切です。

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